10.高野堂仁王像
2004.08.22

1.正高寺仁王像 2.馬上八幡神社仁王像 3.上高貴船神社仁王像 4.上時枝大明神庚申塔 5.上時枝大明神石橋 6.上時枝大明神仁王像 7.仏舎利苑道場仁王像 8.御霊もみじ 9.高野橋 10.高野堂仁王像 11.仙岩山奥の院仁王像 12.萩原山神社仁王像 13.下黒土身濯神社仁王像1 14.下黒土身濯神社石橋 15.下黒土身濯神社仁王像2 16.下黒土の青面金剛2 17.天念寺無明橋 18.妙見仁王像 19.雨引社参道橋1 20.雨引社参道橋2 21.田染荘ライトアップ 22.あかねの郷

宇佐市大字麻生字井ノ加倉




高野堂 国指定名勝 耶馬溪
 「奇岩群がそびえて独特な風景をなすこの一帯は、仙岩山とともに国指定名勝耶馬渓に含まれています。山麓の本堂には観世音菩薩が安置され、向かって左側の岩壁を登ると中ほどの岩陰に弘法大師の石像がまつられています。
 「麻生村禅源寺年代記」には、江戸時代中頃の1712年に弘法大師の石像が安置されてから大師信仰が大流行し、8〜12Kmも離れた村々からも人々が参詣するようになり、猪ノ鹿倉に菓子屋37軒、東川ノ内フタギノ川原に13軒店が出て、菓子や酒を売る繁盛ぶりであったことなどが記されています。
 また、1725年2月には黄檗宗の僧泰雲が施主となって碧巌山高野堂を建立し、禅源寺の末寺となりました。その後一時衰退しましたが、江戸時代の後期の1785年に再興すると、以前にも増す参詣客で賑わうようになりました。その後も盛衰をくり返しながら、高野堂は昭和初期まで宇佐の名所として人気を集めました。
 この度、地元有志の協力により、弘法大師像の奉納や境内の整備などを行い、自然と歴史に恵まれた霊験あらたかな高野堂を再興することにしました。多くの皆さんの参拝をお願いいたします。
平成16年4月20日」

宇佐の文化財を守る会
12年3ヶ月ぶりの訪問

ご健在

阿形

吽形
11.仙岩山奥の院仁王像へ